サンスターの研究員がお答えします!
ハグキにまつわるQ&A

年齢とともにおとろえるハグキに
どう対処すればいいのでしょう?
事実、加齢などによって、ハグキの生体力が落ちることも歯周病の原因の1つとなります。 イメージ図 イメージ図 Q.若い頃と同じオーラルケアで大丈夫?
A.毛細血管を大切にしましょう。

人体最大の臓器とも呼ばれる器官を
ご存知でしょうか。

それは、「毛細血管」です。毛細血管は、血液中の酸素や
栄養分を全身に運び、老廃物を送り流す役割を持っています。
その長さは、なんと約9万キロメートル。全身でおよそ
1500億本もの毛細血管があり、その膨大な長さ故に、
「人体最大の臓器」と呼ばれるわけですね。
毛細血管は私たちの身体の95%にあり、
ハグキも例外ではありません。全身にびっしりと
張り巡らされていて、私たちの活動を支えている毛細血管。
ハグキの健康とも深い関わりがあり、いま改めて
毛細血管の重要性が見直されています。

Q2.なぜ、ハグキの健康に毛細血管が重要なの?
A.毛細血管は、全身の健康に関わっているからです。

毛細血管の減少は、あらゆるリスクに。

毛細血管は血中の酸素と二酸化炭素を交換したり、
栄養素と老廃物を移動させたりと、重要な役割を担っています。
脳や心臓が正常に機能するのも、毛細血管があってこそ。
まさに「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。

しかし、毛細血管は老化によって減少することがわかっています。
60代、70代の毛細血管の数は、20代の4割程度。
毛細血管が劣化して「ゴースト化」という状態になると
血流が滞り、やがてなくなってしまうのです。
すると、シミ・シワ・白髪といった老化現象のほか、
肩こり・頭痛・関節痛など身体の不調につながり、
さらにメタボリックシンドローム・糖尿病・動脈硬化
といった病気のリスクも高まってしまいます。

ハグキの毛細血管が、
ハグキの防御力のカギです。

加齢や不規則な生活習慣などによって毛細血管の血流が滞ると、
「冷え性」のようにさまざまなリスクの元凶になることが
わかりました。それは、ハグキでも同じことが言えます。
ハグキは全身の中でも特に毛細血管が多く、
ゴースト化によってハグキに酸素や栄養が運ばれにくくなると、
免疫力の低下や歯周病の進行といった
リスクが増大してしまうのです。お口のトラブルを防ぐために、
そして、いつまでもおいしい食事を楽しむために。
サンスターは、ハグキの毛細血管を
ケアすることが大切だと考えています。

Q3.毛細血管を健康にするには、どうすれば良いの?
A.内側からのケアが大切です。

毛細血管は何歳からでも強くできる。

ハグキの毛細血管には、ビタミンによるアプローチも有効です。
ビタミンEはハグキの血行促進と防御力強化をもたらし、
歯周病を予防します。歯周病を引き起こす要因は、
歯周病菌の存在のほか喫煙やストレスといった生活環境、
身体の免疫機能や代謝力などさまざま。そこで、
毛細血管のケアという「ハグキを内側から強く」することが
重要なのです。

加齢による毛細血管の減少は避けられないものの、
きちんとケアすれば年齢に関わらず
強くできることがわかっています。

私たちの健康や美容に大きな影響を及ぼす毛細血管。
内側からのケアを習慣づけて、
強く健康的なハグキを目指していきましょう。

監修:中山クリニック  中山 桂司先生